電気代が月5万円は高すぎる…「家のつくり」が原因?

電気代が高すぎる! ライフスタイル改善

節電しても電気代が高い…そう感じたことはありませんか?

こんにちは、sasattoです。

我が家は東北地方に暮らす4人家族。
オール電化住宅で、東北電力の時間帯別電灯A(10kVA)を契約しています。

冬は電気代だけで約3万円、さらに灯油代が2万円。合計で月5万円近くかかることもあります。夏も冷房は控えめなのに、2万5千円ほど。

sasatto
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「節約するポイントが間違っているのでは?」と感じたことが、家のつくりを見直すきっかけになりました。

この記事では、実体験をもと独自調査した電気代が高くなる原因と、暮らしに合った家の見直し方法をご紹介します。

電気代が高すぎると感じたリアルな声

最近ではSNSでも「電気代が高すぎる」という投稿をよく見かけます。X(旧Twitter)で検索してみても、驚きや困惑、あきらめのような声が多く並んでいます。

どの声にも共通するのは、「特別な使い方をしているわけではないのに高すぎる」という現実。

実はこうした悩みの背景には、“暮らしと家のアンバランス”が隠れていることがあります。

たとえば、以下のような状態に心当たりはありませんか?

  • 冬は窓際が寒すぎて近づけない
  • 夏は風が通らず空気がこもってしまう
  • 昼間は日差しが強すぎてエアコンが効かない
  • 部屋によって冷暖房の効き方にムラがある
  • すべての熱源が電気に依存している

これらは、家の設計や設備が“今の暮らし方”とうまく噛み合っていないサインかもしれません。

次の章では、こうした状態が電気代にどう影響するのか、具体的な原因を見ていきましょう。

電気代が高すぎる原因は?見落としがちな3つのポイント

節電しているのに、なぜか毎月の電気代が下がらない——。 ここでは、暮らし方と家の設計の「ズレ」として見落とされがちな3つのポイントについて解説します。

1. 光熱設計と生活動線がズレている

断熱性や気密性が高い家でも、暮らしに合っていない間取りや動線だと、冷暖房の効率が落ちてしまいます。

たとえば、陽が差し込まないリビングや、風通しの悪い寝室などは、エアコンや暖房に頼りがちに。結果として、電気代がかさんでしまうのです。

sasatto
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冬は暖かいけど、夏は日が入りすぎて地獄のような部屋、ありませんか?

2. 熱源が電気しかない

オール電化住宅は、調理・給湯・暖房などすべてを電気に頼っています。 そのため、電気料金が高騰すると、光熱費も一気に上がる構造に。特に寒冷地では、電気だけでは暖房がまかないきれず、結果的にコストがかさむケースも少なくありません。

sasatto
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我が家も、電気代の高騰に耐えかねて「ダルマ式ストーブ」を購入しました。

灯油はポリタンクに組んできて、手動でストーブ入れるのですが、何のためのオール電化住宅やら…切なくなります。

3. 設備や契約の「放置」

古い家電や見直していない電力プランは、知らず知らずのうちに無駄な出費につながっています。

特に、エアコンや冷蔵庫などは省エネ性能の差が大きく、買い替えで電気代がぐっと下がることも。また、契約アンペアや時間帯別プランを見直すだけでも節約効果が期待できます。

sasatto
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我が家も、東北電力の試算をして、契約変更を試みましたが、結局、諸費用を考えて現状維持の選択をしました。

家電も安い買い物ではまいので、壊れるまでついつい放って起きがちです…

電気代が高すぎるなら見直したい「家のつくり」

「うちはオール電化だし、断熱もちゃんとしてるから大丈夫」──そう思っていた我が家も、実際に暮らしてみると、

  • 夏は風が抜けず蒸し暑い部屋がある
  • 冬は陽が入らず、朝から晩まで暖房が欠かせない

という現実に直面しました。

家の性能が悪いわけではなく、「今の暮らし方に合っていない」ことが、高額な光熱費の一因だったのでは?と思いつきました。

使える見直し策があるかもしれませんのでチェックしてみてくださいね。

1. 窓際が寒い・暑いなら、断熱性を見直そう

冬場になると窓際に近づくのがつらい、夏は窓からの日差しで部屋がジリジリと暑い──そんな悩みを抱えているなら、家の断熱性を見直すタイミングかもしれません。

内窓の設置は冷暖房効率を高めるだけでなく、結露や外気の遮断にも効果的。
加えて、壁や床、天井の断熱材を強化することで、室内の温度ムラを防ぎ、光熱費のロスを減らすことができます。

2. 日差しが合わないなら、採光と遮熱を工夫しよう

窓から入る日差しが強すぎて夏は暑く、逆に冬は陽が差し込まない──そんな家は、採光と遮熱のバランスに課題があるかもしれません。

庇(ひさし)やアウターシェードの設置で日射調整を行ったり、窓の位置やサイズを見直すことで、冷暖房の負担を減らす工夫ができます。

3. 風が通らないなら、通風設計を見直そう

夏になると家の中がもわっと暑く、空気が流れずエアコンに頼りきり──それは通風設計がうまく働いていないサインです。

勝手口や窓の配置、階段の位置によって、風の通り道が妨げられている可能性も。

空気の流れを整えるだけでも、自然の力を活かした快適な空間に近づけます。

4. 冷暖房が効きにくいなら、空間の使い方を工夫しよう

広々としたLDKは魅力的ですが、冷暖房効率の面ではデメリットになることも。

エアコンの効きが悪く、いつまでも部屋が温まらない・涼しくならないと感じたら、間取りの見直しどき。

仕切りや間仕切り家具を取り入れるだけでも、体感温度が改善され、光熱費の節約にもつながります。

5. 電気に頼りすぎているなら、熱源を分散しよう

暖房や給湯など、熱源をすべて電気に頼っている場合、電気料金の高騰が家計を直撃します。

寒冷地であれば、灯油やガスなど他の熱源を取り入れることで、ピーク時の負担を分散し、光熱費を安定させる選択肢になります。

特にFF式ストーブなどの導入は、暖房効率とコストの両立に効果的です。

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電気代が高すぎるなら「創って使う」選択も

家の構造を見直したあと、さらに光熱費を抑えたいなら「自家発電」も有力な選択肢です。

太陽光発電で日中の電力を自給

昼間に発電した電気をそのまま使うことで、電気の“買いすぎ”を抑えられます。

在宅時間が長い家庭では効果が大きく、電気代のベースをしっかり下げられます。

蓄電池で夜間の電力使用にも対応

昼間の余剰電力を夜にまわせるのが蓄電池の強み。電気料金の高い夜間帯も安心です。

V2Hで電気自動車を家庭用電源として活用

「もしもの停電時」にも使える電気自動車の電力活用。V2Hは、家計と防災の両方に備える仕組みとして注目されています。

世帯人数導入前/月導入後/月年間差額
4人家族約30,000円約12,000円約216,000円

補助金や売電収入を含めると、長期的には“元がとれる”仕組みに。

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電気代が高すぎるなら実践して欲しい節電対策

大がかりなリフォームや、費用対効果の良いの高い太陽光発電の導入も魅力的ですが、まずは自分たちでできる取り組みも必要です。

契約アンペアの見直しで基本料金を削減

使用電力量に対して契約アンペアが大きすぎると、基本料金が無駄に高くなります。

過去の使用実績を確認して見直しを検討してみましょう。まずは、契約元の電力会社に相談してみましょう。

sasatto
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我が家は東北電力に相談しましたが、「現状維持」に落ち着きました。

省エネ家電への買い替えで消費電力を抑える

古い家電は消費電力が高め。特にエアコンや冷蔵庫、照明は省エネ効果が大きいので、買い替えによる節電効果も期待できます。

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家電は壊れてから買いに行くとついつい妥協しがちです。

壊れる前から目ぼしを付けて、賢いタイミングで買い替えていきましょう!

待機電力のカットで“ムダな電気”を減らす

コンセントにつないだままの家電が、知らないうちに電気を使っていることも。

節電タップやこまめなスイッチ管理で対策を。

お湯の温度設定を見直して効率的に

給湯温度が高すぎると、それだけで電力を消費します。夏と冬で適温を調整するだけでも効果あり。

sasatto
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我が家では冬の給湯温度を「50度」に設定した方が節電になるという噂を信じたら、今年の冬の電気代は55,000円を超えました。

あなたもご注意ください!

節電アプリで使用量を可視化する

日々の電気使用量を見える化することで、家族全体の節電意識がアップ。使い方の見直しにも役立ちます。

sasatto
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東北電力でも専用アプリがあり、グラフ化されているので試算にも対策にも役立ちます!

東北電力アプリ グラフ

東北電力の方は公式サイトからご確認いただけます!
Webで料金がすぐわかる!|よりそうeねっと

おわりに:我慢するのではなく、“家と暮らし”を整える

節電をがんばっても電気代が下がらないとき、努力だけでは変えられない「暮らしの仕組み」が関係しているかもしれません。

まずは家と向き合ってみること。それが、無理せず自然に電気代を下げる第一歩です。

あなたの家にも、まだ気づいていない“見直しポイント”があるかもしれません。

プロの目で確認してもらうことから、始めてみませんか?

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