家庭用蓄電池は必要?持ち家でのメリット・デメリットを徹底検証!

蓄電池は必要? ライフスタイル改善

蓄電池って知っていますか?

蓄電池とは、電気を貯めて必要なときに使うことができる設備のことです。
太陽光発電と組み合わせることで、日中に発電した電気を夜間に使用したり、停電時の非常用電源として活用したりすることができます。

sasatto
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私は最初、蓄電池についてほとんど知りませんでした。

しかし、最近電気自動車を購入した際に販売員から「電気自動車はは蓄電池代わりにも使える」と聞き、その仕組みに興味を持ちました。

「EVが蓄電池になるの?」
「家庭用の蓄電池とはどう違うの?」

と疑問を持ち、調べるうちに、太陽光発電と組み合わせることで蓄電池が家計やライフスタイルに与える影響の大きさを知りました。

本記事では、「蓄電池は本当に必要なのか?」 という視点から、

  • 蓄電池を導入するとどんなメリットがあるのか?
  • 電気代削減の効果はどれくらい?
  • 補助金を活用するとどれくらいお得になる? を詳しく解説していきます。
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家庭用蓄電池のメリットを徹底解説!

「蓄電池を導入したほうがいいのか?」と悩む人は多いでしょう。
我が家でも電気代が高騰している今、節約のために導入を考える方もいれば、「コストが高いから不要かも…」と迷いました。

ここでは、家庭用蓄電池のメリットを整理し、どんな家庭に向いているのかを解説したうえで、導入コストやメーカーの選び方、さらにはデメリットまで含めて詳しく解説します。

電気代を節約できる!

「蓄電池を入れると電気代が安くなる」と聞いたけれど、どのくらい節約できるのか分からないと決断しづらいですよね。

ここでは、具体的な試算を使い、蓄電池がどれほどの電気代削減につながるのかを紹介します。

sasatto
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蓄電池を導入すると、昼間の余剰電力を夜間に活用できるようになります。

そのため、電気代の削減が期待できます!

では、実際にどれくらいの削減効果があるのでしょうか?

【シミュレーション例】
  • オール電化住宅(4人家族・年間電気代40万円)
    • 蓄電池なし:年間電気代約40万円
    • 蓄電池あり:年間電気代約30万円(10万円削減)

蓄電池の購入費用は、約12~15年(補助金活用時は10年以下)で回収できる見込みです。

非常用電源として利用できる!

「災害のときに電気が止まったらどうしよう…?」そんな不安を抱える方にとって、蓄電池は停電時の強い味方になります。

しかし、本当に頼れるのか?どのくらいの家電を動かせるのか不安ですよね?

蓄電池は停電時の電力供給にどの程度役立つのでしょうか?

一般的な家庭用蓄電池(容量5kWh〜10kWh)の場合、次のような家電を一定時間使用できます。

家電消費電力(W)使用可能時間(10kWhの蓄電池)
冷蔵庫150W約66時間
照明(LED5個)50W約200時間
テレビ100W約100時間
スマホ充電10W約1000回
電気ポット1200W約8時間
エアコン(暖房・冷房)800W約12時間
  • 冷蔵庫・照明・スマホ充電などの最低限の生活に必要な電力は確保できる。
  • 太陽光発電と組み合わせると、日中の充電が可能になり、長期間の停電にも対応できる。

ただし、電気ポットやエアコンなどの高消費電力の家電は長時間の使用が難しいため、使用量を調整する必要があります。

「停電時にどこまで電力を確保したいか?」を考え、適切な蓄電池容量を選ぶことが大切です。

sasatto
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「災害のときに電気が止まったらどうしよう…?」そんな不安を抱える方にとって、蓄電池は停電時の強い味方になります!

電力を蓄えて節約できる!

太陽光発電を検討された方なら「売電で稼げなくなったのに、今さら蓄電池を入れるべき?」そんな疑問を持っている方も多いはず。

sasatto
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売電価格が下がり続けている現在、「発電した電気を売る」だけでは十分な収益になりません。

しかし、蓄電池を導入することで、電力の自家消費率を上げられます。
売電に頼らずに電気代を抑えることが可能になるのです。

売電価格の推移は以下の通りです。

年度売電価格(円/kWh)
2012年42円
2016年31円
2020年21円
2024年16円

今後も売電価格が下がることが予想できるため、発電した電気を売るより蓄電池に蓄えて「自家消費」が今後の家計の助けになりそうです!

家庭用蓄電池の相場と補助金

「蓄電池は高いから手が出せない…」と感じる方も多いですが、実は補助金を活用すれば初期費用を大幅に抑えることができます。

蓄電池購入時の補助金制度

2025年3月現在、国や自治体が太陽光発電および蓄電池の導入を支援する補助金制度を用意しています。

  • PPA(第三者所有モデル)方式:1kWあたり最大5万円
  • 自己購入方式:1kWあたり最大4万円
経済産業省の蓄電池補助金
  • 補助率最大2/3(金額は条件により異なる)
  • 2025年度の補助金制度の詳細は、各省庁の公式ホームページで公表される予定です。 ​最新情報を確認し、計画的に手続きを進めることが重要です。

補助金を活用することで、太陽光発電・蓄電池の導入コストを大幅に削減できます。

まずは無料見積もりを取得し、自分の家でどれくらい補助金を受けられるのか確認しましょう!

おすすめの蓄電池メーカー|価格・性能・保証を比較!

蓄電池はメーカーごとに価格・容量・保証内容が異なります。どのメーカーの蓄電池が自分の家庭に最適なのか、選び方のポイントを比較表を交えて解説します。

パナソニックの蓄電池|バランスの取れた信頼性の高いモデル

パナソニックの「創蓄連携システムS+」は、蓄電容量を3.5kWhから最大37.8kWhまで柔軟に組み合わせることが可能で、家庭のニーズに合わせて最適な容量を選択できます

【価格相場 パナソニックの蓄電池】
  • 3.5kWhモデル:約143.6万円
  • 5.6kWhモデル:約154.5万円
  • 6.3kWhモデル:約160万円
  • メリット: 信頼性が高く、長期間の保証(15年)を提供しています。​
  • おすすめポイント: 容量の組み合わせが柔軟で、将来的な増設にも対応可能です。​
  • こんな人に向いている: 長期間安心して使いたい方、将来的に容量の増設を考えている方。

シャープの蓄電池|コストパフォーマンスに優れたモデル

シャープの「クラウド蓄電システム」は、AIを活用したHEMSサービス「COCORO ENERGY」により、使用状況の見える化や最適運転が可能です。 ​

また、蓄電容量は6.5kWhから15.4kWhまでラインナップがあり、設置後の増設も可能です。

【価格相場 シャープの蓄電池】
  • 6.5kWhモデル:約270万円
  • 8.4kWhモデル:約415万円
  • 9.5kWhモデル:約449万円
  • 13.0kWhモデル:約618万円
  • メリット: 多彩な運転モードやAI運転により、効率的な電力管理が可能です。​
  • おすすめポイント: 設置後の増設が可能で、生活スタイルの変化に柔軟に対応できます。​
  • こんな人に向いている: 将来的な家族構成の変化や電力使用量の増加を見越して、柔軟に対応したい方。​

京セラの蓄電池|大容量で災害対策にも強いモデル

京セラの「Enerezza(エネレッツァ)」シリーズは、独自の「半固体クレイ型」技術を採用し、高い安全性と業界最長の20,000サイクルの長寿命を実現しています。

【価格相場 京セラの蓄電池】
  • 5.0kWhモデル:約231万円
  • 10.0kWhモデル:約463万円
  • 15.0kWhモデル:約539万円
  • メリット: 世界初のクレイ型蓄電池を内蔵し、安全性と長寿命を実現。​
  • おすすめポイント: 長時間の電力供給を確保できる。
  • こんな人に向いている: 停電対策を重視する方、長期間の電力供給を確保したい方。

価格や保証期間を比較し、自分の家庭に合った蓄電池を選ぶことが重要!

蓄電池メーカー比較表

メーカー価格相場容量(kWh)保証期間特徴
パナソニック約143.6万~160万円3.5~6.3kWh15年安定した性能、長寿命
シャープ約270万~618万円6.5~13.0kWh10年コスパ◎、スリム設計
京セラ約275万~671万円5.0~15.0kWh15年大容量・停電時も安心

比較表をご参考にしていただき、自分の家庭に最適な蓄電池を選びましょう!

家庭用蓄電池のデメリット|導入しない方がいいケースとは?

蓄電池には多くのメリットがありますが、すべての家庭にとって最適な選択とは限りません。「導入しない方がいいケース」はもちろんあります。

①初期費用が高い
価格の相場は150万~300万円(容量やメーカーによる)
補助金を活用すると費用を抑えられるが、家計に新車を買うくらいのダメージがある

②バッテリーの寿命がある
寿命は10~15年程度(交換が必要)
使用頻度によって劣化が進むし、環境によっては電池の寿命が縮まる懸念もある

③メンテナンスが必要
定期的な点検・メンテが推奨されている
メーカーによって保証の範囲が異なり、保証でメンテナンスがついていない場合もある

コストや維持費を考慮しながら、導入を検討することが大切です!


2025年度の最新補助金情報!蓄電池導入のコストを抑える方法

現在、国や自治体が太陽光発電および蓄電池の導入を支援する補助金制度を用意しています。

  • PPA(第三者所有モデル)方式:1kWあたり最大5万円
  • 自己購入方式:1kWあたり最大4万円
経済産業省の蓄電池補助金
  • 補助率最大2/3(金額は条件により異なる)
  • 2025年度の補助金制度の詳細は、各省庁の公式ホームページで公表される予定です。 ​最新情報を確認し、計画的に手続きを進めることが重要です。

補助金を活用することで、太陽光発電・蓄電池の導入コストを大幅に削減できます。

まずは無料見積もりを取得し、自分の家でどれくらい補助金を受けられるのか確認しましょう!

家庭用蓄電池のメリットを最大限に活かすなら、補助金を活用しよう!|まとめ

蓄電池の導入には初期費用がかかるものの、長期的に見れば電気代の削減や停電時の備え、エネルギーの自家消費の最適化といった多くのメリットがあります。

  • 電気代の削減:日中に太陽光発電で蓄えた電力を夜間に活用し、電気代を大幅にカット
  • 停電時の備え:災害や停電時でも家電が使用できるため、安心して生活できる
  • エネルギーの自家消費を最適化:売電価格の低下を考慮し、自家消費を増やすことで経済的なメリットを最大化。

蓄電池を導入するかどうかは、家庭の電力使用量やライフスタイル、設置環境に左右されます。以下にあてはまる方は、蓄電池の購入を検討するのもイイですね!

  • 夜間の電気代が高くなっている家庭
  • 停電対策を重視したい家庭
  • 売電収入に頼らず、エネルギーを効率よく活用したい家庭

蓄電池の導入には国や自治体の補助金を活用することで、負担を軽減することが可能です。最新の補助金情報を確認し、賢く導入を進めるためにもまずは無料で見積もりしましょう。

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