朝晩、なんとなく飲んでいる白湯。
冷え対策や腸活、代謝アップのために続けている人も多いですよね。

こんにちは、sasattoです。レシピはSNSや本の情報を参考にしながら、スパイス白湯を自己流で楽しんでいるアラフィフです。
温活大好き!
長年自己流で白湯を続けてきましたが、何度か浮かんでは消える疑問…
「コレってあってるの?」
私自身、「スパイス白湯って、これでいいのかな?…ま、いっか」
と続けていましたが、レシピがマンネリしてきてSNSを探してみることに。
スパイス白湯を検索中に、「アーユルヴェーダ的な白湯の飲み方」という記事を発見しました!

「え? 白湯とアーユルヴェーダって何か関係あるの?」
「今までのスパイス白湯の飲み方って意味ないの!?」
この記事では、白湯を飲み続けている私の好奇心を満たすためにスパイス白湯における自己流とアーユルヴェーダ式の違いを整理しました。
自分に合ったスパイス白湯の飲み方を見つけるヒントをお届けします。ぜひ最後までお読みください!
スパイス白湯はなぜ人気?

ここ数年、“スパイス白湯”という言葉をよく耳にするようになりました。
SNSや美容系のメディアでは、「朝に飲むと代謝が上がる」「腸活にいい」など、さまざまなメリットが語られています。
私も最初は「暖かい飲み物の方が体に良いらしい」というくらいの軽い気持ちで始めました。
でも、白湯だけではさすがに飽きてしまい、すぐに手軽に何かを加える「スパイス白湯」にアレンジ開始していました。それからはずっと朝と寝る前に限らず、水分補給はスパイス白湯が続いています。
私以外の人も実際に続けている人が多いのには、それだけの理由があるはず——
あらためてなぜ人気なのかを整理してみました。
スパイス白湯が人気の理由(X より)
1日のうちに白湯や水、緑茶、紅茶など色々飲むけれどスパイスティーのサマハンを知って以来1番好き
— エバフレ (@ebafure) February 4, 2025
何故か麦茶が苦手でサプリで摂る
お酒は家でほぼ飲まなくなった
とても小さな頃は夕飯にはコーヒー牛乳で他の家もそうだと思ってた
その頃はお茶と味噌汁が嫌いで結婚してから好きになった pic.twitter.com/kqSV8JtS7i
スパイス白湯とかいうらしいんだけど、香りが苦手でなければいいかも。効能はよくわからない。私はただの白湯より好き!
— ふき (@leafroad) November 13, 2024
スパイス白湯は誰でも始められるセルフケアとしてちょうどいい存在なのかもしれません。
みんなの自己流スパイス白湯について調査しましたので共有します!
「みんなも自己流スパイス白湯なのか」が気になる
スパイス白湯といっても、飲み方もレシピもそれぞれ。
私自身も、いわゆる“自己流”で長く続いています。
sasattoのスパイス白湯

具体的には、「白湯+ポッカレモン+セイロンシナモン」が私の定番です。

ポッカレモンだけの日もあれば、シナモンだけの日もありますが、この2つ以外のスパイスを使ったことは正直ありません。
みんなのスパイス白湯
「毎日同じでも続けられているならいいのでは?」と思っていたんですが、X(旧Twitter)などで他の人のスパイス白湯習慣を見ていると、そのバリエーションの豊かさに驚きました。
「カルダモン」が人気のようですね。
以下、 X からのみんなのスパイス白湯への取り組みを抜粋させていただきました!
おはようございます。スパイス白湯活始めてみました。グリーンカルダモンにお湯を注いで出来上がり。白湯にスパイスの風味がついて最高です☺️#神戸スパイス pic.twitter.com/vIqZCbF08Q
— わら台湾サンダル (@wararun_ad) February 27, 2025
最近スパイスとかハーブにこだわるようになってきたのマイブーム☘ ̖́-
— 東條みちる (@_M_blau) March 24, 2025
今は朝の温活白湯にヒハツとジンジャーと竹炭入れてる
ルイボスとシナモン辺りも有名だけど苦手意識あったから和解したい
シナモンはセイロンシナモンの方がいいっぽいな💭
おはようございます
— まれ🐈シンプリストと猫の暮らし (@mare3955) March 20, 2022
朝食はりんご半分と白湯
これが今の私の身体にちょうど良い
白湯には温活狙いで「ヒハツ」というスパイスミックスを入れています pic.twitter.com/l7gJxbgnAp

お気に入りなら一つのスパイスを単品買いしても使い切れるのですが、心配な場合は「少量サイズ(ハウスとかSB)の小瓶」でお試ししてから本格的なシードタイプを購入すると失敗が少ないですよ!

自己流スパイス白湯の落とし穴
SNSを見て、自分が使ったことのないスパイスやアレンジがたくさんあると気づいたものの、スパイスの過剰摂取はあまりよくないのは周知の事実。
あなたのスパイス白湯はこんな自己流になっていませんか?
自己流によくあるパターン
自己流でやってしまいがちなのが、「なんとなく」です。私が何気にやっている自己流スパイス白湯の入れ方です。
続いてるから、問題ないはず…、具合も悪くなったことないですし。
- 朝の冷え対策にとりあえずジンジャー
- シナモンやクローブを入れて“なんとなくそれっぽく”
- 白湯の温度も量も、特に決めていない
- その日の気分や体調で使うスパイスを変える
自己流スパイス白湯の「良さ」と「落とし穴」
自己流には自己流のよさがあるけれど、「自分に合ってる?」という視点を持つだけで、整える実感がグッと深まるかもしれません。
体に良くても続けられなくては、効果を感じることもできませんし。初めは自己流でも、まずはスパイス白湯を初めて見て欲しいです。
毎朝、なんとなく続けていたスパイス白湯。
その「なんとなく」が、実は体にとって落とし穴だったりしたらゾッとしませんか…?
アーユルヴェーダ式のスパイス白湯とは?【ようやく本題】

アーユルヴェーダというと、なんだか難しそうとか、スピリチュアルなイメージを持たれがちかもしれません。
でも調べてみると、「自分の体調を観察する」という、ごく自然な考え方に基づいていることがわかりました。
アーユルヴェーダでは、白湯は体の中の火(アグニ)を整えるための基本ツールとされています。
白湯も自分の体調を観察するツールの一つです。
特に朝に飲む白湯は、消化力を活性化させ、老廃物の排出を助けると考えられています。
さらに、その白湯にスパイスを加えることで、個々の体質や季節に応じてカスタマイズが可能になります。

アーユルヴェーダは「考え方」ですね。
アーユルヴェーダ的スパイス白湯の基本
アーユルヴェーダ式のスパイス白湯の特徴を表にまとめました。
自己流になっていたスパイス白湯と比べてみてください。
おそらく今までやってきた自己流のスパイス白湯との大きな違いは、数パ椅子の役割が体調や季節に応じて調整するための補助の役割という点ではないでしょうか?
基本は白湯。スパイスはプラス要素、ということですね。
要素 | 内容 |
---|---|
白湯の役割 | 消化の火(アグニ)を整える、毒素(アーマ)を排出する |
飲むタイミング | 朝一番、空腹時にゆっくりと |
温度 | 沸騰後、適温(熱すぎず冷たすぎず)にして飲む |
スパイスの役割 | 体質(ドーシャ)や季節に応じて調整するための要素 |
体質別・おすすめスパイス(アーユルヴェーダに基づく)
こちらの表はアーユルヴェーダの体質(ドーシャ)ごとのおすすめスパイスと避けたいスパイスです。

ドーシャが気になる方は、「アーユルヴェーダ 体質診断」などで検索すると、質問に答えて診断できる無料のサイトがいくつかあるので確認してみてくださいね。
いろんなサイトで診断テストを実施しているので、いくつかやってみると自分のドーシャがわかるかもしれません。
体質(ドーシャ) | 避けたいスパイス | おすすめのスパイス |
---|---|---|
ヴァータ(風) | フェンネル、ミント(冷やす) | ジンジャー、ブラックペッパー(温める) |
ピッタ(火) | ジンジャー、唐辛子(熱を加える) | ミント、フェンネル(冷やす) |
カパ(水・土) | 甘味・重いスパイス | クローブ、シナモン、ブラックペッパー |
こうして見ると、アーユルヴェーダのスパイス白湯は「体を温める」以上に、体の内側から整えるセルフケアとして奥深いものだと感じました。

私のドーシャは、「ヴァータが基本でピッタも少しある」という診断でした。
体調の良い時は何も思いませんが、ちょっと体調不良の時は普段はごくごく飲めるミントティが、美味しく感じない時がありました。
表を見て、体質とスパイスが合わなかったのかもしれない、と思い当たります。
自分の体に合う飲み方を知ることは、整える感覚をより実感できるきっかけになります。
自己流スパイス白湯とアーユルヴェーダ式の「違い」とは

自己流スパイス白湯とアーユルヴェーダ式スパイス白湯の具体的な違いを整理してみました。
自己流スパイス白湯は、SNSや書籍を参考にしながら、気分や体調に応じて自由にスパイスを加えるスタイルが多く見られます。
飲む時間帯や温度、量なども感覚的に決める人が多く、気軽に始められて継続しやすいのが特徴です。
一方、アーユルヴェーダ式スパイス白湯は、インドの伝統医学に基づいた理論的アプローチが特徴です。体質(ドーシャ)や季節、目的に応じてスパイスを選び、飲むタイミングや作り方までが体系化されています。
違いは、「スパイスをなんとなく選ぶのか」「意味を持って選ぶのか」という根本的なアプローチの差にあります。
項目 | 自己流スパイス白湯 | アーユルヴェーダ式スパイス白湯 |
---|---|---|
スパイス選び | 好み・感覚で自由に | 体質や季節に合わせて理論的に選ぶ |
飲む目的 | 冷え対策・リラックス・なんとなく | 消化力UP・体質調整・デトックス |
飲むタイミング | 特に決めていない | 朝一番(空腹時)に飲むのが基本 |
飲み方・温度 | 感覚的(熱すぎず冷たすぎず) | 沸騰後に冷ました適温をゆっくり飲む |
情報源 | SNS、個人ブログ、書籍など | アーユルヴェーダの伝統知識・専門家の知見 |
つまり、アーユルヴェーダ式では「なぜそのスパイスを選ぶのか」「どのように整えるのか」に明確な根拠があって、その違いが、スパイス白湯の目的意識や整え方の質に大きく関わってきます。
スパイス白湯を見直す!体質に合った飲み方のヒント|まとめ

自己流とアーユルヴェーダ式の違いを知ると、「自分に合ったスパイス白湯って何だろう?」と興味が湧きませんか?
アーユルヴェーダでは、体質(ドーシャ)ごとに適したスパイスが異なります。
今の飲み方を見直すヒントとして、自分の体質に合う組み合わせを参考にしてみてください。
体質に合ったスパイスの選び方(ポイントまとめ)
ヴァータ体質(風のエネルギーが強い人)
冷えやすく乾燥しがち → 温める作用のあるジンジャーやブラックペッパーが◎
ピッタ体質(火のエネルギーが強い人)
熱がこもりやすくイライラしがち → 冷やす作用のあるミントやフェンネルが◎
カパ体質(水・土のエネルギーが強い人)
むくみやすく代謝が落ちがち → 巡りを促すシナモンやクローブが◎
体質ごとのスパイスの違いを知ったうえで、選んで整える朝の一杯、あなたに合ったスパイスは見つかりましたか?
私も、なんとなく続けていたスパイス白湯。
違いを知り、納得して選ぶようになると、毎朝の一杯がもっと美味しく充実します。
「今の飲み方で本当に合ってる?」と感じたら、それは学びのタイミングかもしれません。
学んで変えよう!スパイス白湯習慣
「もっと知って選びたい」と感じた方におすすめなのが「アーユルヴェーダ・スパイス検定」というオンライン資格です。
自分に合った整え方を知るためにもおすすめです。体質やスパイスの働きについて体系的に学べる機会が必要だと感じました。
スパイス検定で学べること(公式サイトより要約)
- アーユルヴェーダの基礎知識とドーシャ別の考え方
(体質:ヴァータ・ピッタ・カパ) - スパイスの効能やブレンド、使用法
- 日常生活でスパイスをどう活かすか
- 自分や家族の体調に合わせたセルフケア習慣のヒント
より詳しい内容は、こちらの解説ページでもまとめています。

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