徒歩通勤でダイエット?片道30分×10年続けたリアルな効果と続けるコツ

宅トレ・フィットネス

「徒歩通勤って痩せるの?」
これ、徒歩通勤をしていると本当によく言われます。

私は断言します。

「痩せます」

理由はただ一つ「毎日歩くから」

ジムに行く時間もお金もなかった20代から、試行錯誤しながら辿り着いたダイエットが「通勤を運動に変える」という方法でした。

この記事では、片道30分の徒歩通勤を10年以上続けてわかったこと、そして実際にどんな効果があったのかを正直に書いていきます。

この記事でわかること
  • 徒歩通勤を10年続けて実感したリアルな“痩せ効果”とは?
  • どれくらい歩けばダイエットになる?時間とカロリーの関係
  • 停滞期の乗り越え方と“太らない体”のつくり方
  • 無理なく続けるためのコツと工夫

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徒歩通勤はダイエットになるのか?10年以上歩いた感想

「なんでそんなに長く続けられるの?」と聞かれることがあります。

正直、私も最初はここまで続くとは思っていませんでした。
最初は「車がないから仕方なく」始めた徒歩通勤。
雨の日も雪の日も、正直、車買おうかな…と思うこともありました。

でも、気づけば10年以上。

毎朝、靴ひもを結びながら「今日も歩くか」と自然に思えるようになったのは、歩くことが「ダイエット=健康」に繋がったからです。

時間が無くても強制的に運動できる。
どんなに仕事がハードな日でも、メンタルがやられた日も、徒歩通勤は強制的に自分を「運動」に導いてくれます。

ここでは、そんな私が10年歩き続けて見つけた「ダイエットになる理由」を、いくつかご紹介します。


強制的に運動するからダイエットできる

秋田のような地方は基本、車社会です。
駅までも遠く、夜は真っ暗、車より虫のに当たる確率が多い季節もある。

それでも私が徒歩通勤を選び続けているのは、
ジムに行かなくても有酸素運動ができるからです。

「健康のためにわざわざ車でジムに行ってランニングマシンで歩く」
──このループに違和感を感じていた私には、通勤時間に歩くという選択がしっくりきました。


コルチゾールが減るからダイエットが加速する

30分歩いていると、不思議と心が整ってきます。
これは一見ダイエットに関係なく思われがちですが、心が整うとストレスが減ります。

会社でのモヤモヤ、家のイライラ。
歩き始めは頭の中に渦巻いていたものが、景色や音楽、風の感覚に意識が向くうちに、ふっと消えていく。
その感覚が大好きです。

車で10分なら、その感情を抱えたまま到着してしまうけど、
20分の徒歩通勤なら、日常のストレスを手放す時間になりコルチゾール激減でダイエットが加速します。


寝つきが抜群によくるからダイエットが安定する

徒歩通勤=毎日の有酸素運動。
たかが20~30分歩くだけでも体は疲れるものです。

体がほどよく疲れることで、布団に入ってからの「思考のぐるぐる」が減りました。

今ではスマートウォッチで睡眠スコアを測っていますが、徒歩通勤をした日は明らかに点数が高い。

質の良い睡眠は、ダイエットの礎になります。
寝る子は育つ!と言っても健やかに育つ、という方が適切です。

徒歩通勤は身体も心も「健やか」にダイエットできる最強ツールです!

ダイエットの成功のために、今よりもっと「睡眠の質を整えたい!」
そんな方には、脳波に働きかける睡眠デバイス『ZnieLite』もおすすめです。

お金の節約にもなる…これはおまけ

と思いきや、お金のストレスが健康に与えるインパクトは大きいです。

車に乗ってるとき、「ガソリンメーター = お金使ってる罪悪感」になるのは私だけはないはず…!

たとえば、普通車を持つ場合:

  • 車体代:25,000円/月(5年ローン)
  • ガソリン代:20,000円/月
  • 自動車税:約3,000円/月

合計すると、月48,000円の出費

これが0円になるわけではないけれど、「そもそも1台でいい」と思える生活スタイルは、確実にお金のストレスを解放してくれます。

ストレスなくダイエットできる環境がより健やかな心身へと導いてくれるのです!
(思想ではありませんよ?…私なりの真実です)


徒歩通勤がダイエットとして続くコツ

徒歩通勤を続けるために必要だったのは、気合いじゃなくてちょっとした工夫です。

「歩くと健康にいい」って頭ではわかっていても、続けるのって意外と難しいんですよね。

でも、ちょっとした自分なりの工夫を取り入れることで、無理せず、心地よく、長く続けられるようになりました。

ここでは、10年以上歩き続けている私が実践している、徒歩通勤を習慣にするためのコツをご紹介します。


スニーカーに投資する

片道30分=約3km。革靴やヒールは無理です。

私は今、MERRELL(メレル)の防水性・透湿性の高いGORE-TEXを愛用中。
雨でも快適に徒歩通勤を続けられます。
軽くて足が疲れにくく、「今日は歩きたくないな…」という日でも、この靴に助けられています。


暑い日は自転車も使う

歩きたくない日があってもいい。そんな日は自転車が救世主になります。

通勤に風を感じたいなら自転車。気持ちを切り替えるには十分な手段です。

ただし!
自転車は思ってるよりスピードが出ます。
おもわぬ事故や、夜間の安全のためにも自転車用ドラレコをおすすめします!
tooocycling DVR80 はドラレコとテールランプ(点灯・点滅)一体型で邪魔にならず、スタイリッシュで気に入っています。

自転車は安全に乗ろう

自転車も車と同じくらい危険です。ちょっとの油断が大きな後悔につながることも…

予期せぬ事故はもちろんですが、盗難や破損に備えることも大切です。

交通量が多い時間帯の通勤・通学には自転車用ドラレコやロードサービスがあると安心。

ヘルメットの準備もお忘れなく!


夏の汗対策は「背中タオル」を仕込む

暑い日、着替えを持ち歩くのもいいけど、私は“背中に仕込むタオル”派。

小学校のスキー授業で使ったような、首にゴムのついたタオル。
これがあるだけで汗の不快感が激減します。(使ったことある人、共感お待ちしております!)

でも調べてみたら、Amazonとかでも「スキー用の背中タオル」なるものが売ってるんですねー
私は家のタオルをただ背中に仕込んで、会社についたらシュッと抜いて水洗いして干しておきます。
帰る頃には乾きますよ。
会社の人も、「あ~、あの人歩いてくるからね~」くらいの反応です。
「きたなーい」と思われないように、それなりの仕込み(根回し)はもちろんしました(笑)

徒歩通勤で「痩せる」のか?10年続けたリアル

徒歩通勤で痩せるのか?
10年続けてわかった現実をお伝えします。

徒歩通勤は、本当に痩せます──最初の半年くらいまでは…(これ本当)

私も歩き始めてすぐに、体が軽くなる感覚がありました。
体重もスルスルと落ちて、「通勤で歩くだけで痩せれるんだ!」と嬉しくなったのを覚えています。

でも、そこからは体が慣れてしまって、目に見える変化はストップ。

そう、人の体は運動量に適応し、省エネモードになるんです(これ、本当(2回目))

徒歩通勤は適正体重まではすんなり落ちますが、
それ以上の体重減を求めるなら「筋トレ」が必要です。

私が選んだのは、「宅トレ」の導入。
ナイキトレーニングクラブ(NTC)を使って筋トレを組み合わせたことで、筋肉がつき、また変化を実感できるようになりました。

徒歩時間とカロリー消費の関係|歩いた分だけ結果に近づく

「何を根拠に痩せるって言ってるの?」と思った方へ。

歩いた時間に比例して、しっかりカロリーは消費されている事実をお伝えします。

たとえば、体重50kgの人が30分歩けば約78kcalを消費。
1時間歩けば150kcal超。

これは毎日続ければ、1ヶ月で約2,000〜3,000kcal=体脂肪約0.4kg分に相当します。

徒歩時間(分)消費カロリー(kcal)
10分26
20分52
30分78
40分104
50分130
60分156
sasatto
sasatto

「通勤だけでこの数字」──それだけで、徒歩通勤が痩せる習慣だと感じませんか?

そして、あなたにも伝えたい。

sasatto
sasatto

体を変えるには、派手なトレーニングより、地味な継続が一番強い


痩せるだけじゃない。「太らない体」をくれた徒歩通勤

10年徒歩通勤を続けて得た最大の恩恵は「体重が増えない体を手に入れた」こと。

年齢とともに代謝が落ちて「何もしてないのに太る」ようになります。
私は徒歩通勤のおかげで20代の頃と変わらない食生活で体型をキープできています。

これは地味だけど、実はすごいことなんです。

痩せたあとも太らない体でいられる。

それが、徒歩通勤という最強の習慣がくれたギフトです。

だから私は、今でも歩いて通勤しています。

あなたも、今の通勤時間を変えてみませんか?

徒歩通勤は、地味だけど確実に体を変えてくれる最強ダイエットです。