こんにちは、sasattoです。
最近、私の仕事に潜むイライラやストレスが解消された一冊の本「嫌われる勇気」に出会ったのでご紹介します。
強烈な本のタイトルに惹かれて調べてみたら嫌われる勇気はいわゆる自己啓発本でした。
私が「嫌われる勇気」を知ったキッカケは「世界の果てまでイッテQ」を見てたら出川ガールたちの会話の中で堀田茜さんがバスの中で読んでいた、というものです。
「バスの中」で読んでいた、というエピソードに惹かれて興味を持ちました。
若い子(当時アラフォーの私からすれば)がわざわざ待ち時間に読むような自己啓発本ってどんな内容なんだろう?と思い図書館で借りてみたら、本当に目からウロコの連発で一気に読んでしまい購入してしまいました。

ご紹介するのは、数年前にベストセラーでドラマ化もされた心理学書『嫌われる勇気』。
シリーズで「幸せになる勇気」も含めると600万部!
アドラー心理学を説く哲学者「哲人」と、生きづらさを抱える「青年」が対話形式でアドラー心理学の教えを読者に伝えていきます。
- 嫌われる勇気で学べること
- 嫌われる勇気で学んだことが、仕事のイライラを解消する
- 嫌われる勇気を読んで人間関係の悩みは解消されるのか
- 嫌われる勇気とは何なのか
嫌われる勇気は「自分のことを責めすぎてしまう人」にはおすすめできません。
その理由については嫌われる勇気をすすめない人で説明してます。
嫌われる勇気を読んで欲しい人

「嫌われる勇気」の名言といえば、すべての悩みは対人関係にある です。
言葉の意味はその言葉通り、悩みをどこまでも複雑にしてストレスを感じている原因は自分だったということなのです。
自分が、自分の世界を複雑にしていたなんて!
オソロシイ…
どうやって自分で自分の世界を複雑にしていたのか原因を見つめ直し、学んだことをまとめました。
課題の分離をしていなかった
「課題の分離」とは文字通り自分の課題と他者の課題を明確に区別する ということです。
- 自分から他者の課題には踏み込まない
- 自分の課題に他者を踏み込ませないようにする
この2つだけの決まりを守るだけなのですがこれができない!
(私は課題の分離が苦手でした)
課題の分離ができる人は、ストレスが少ない傾向にあるそうです。
課題の分離は自分はできるつもりだけど、できていない人が多い視点。
あなたは良かれと思って言ったのに、相手からこんなことを言われたことはありませんか?
・「余計なお世話」
・「あなたには関係ないことでしょ」
・「出たよ、世話焼きおばさん」(私がよく言われる)
私が「課題の分離ってそういうことか!」と合点いった一節を紹介します。
勉強することは子供の課題です。
岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』
そこに対して親が「勉強しなさい」と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。
これでは衝突を避けることはできないでしょう。
われわれは「これは誰の課題なのか?」と言う視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。
ね?ついつい、やっちゃってません?
大事なのは、
「自分」も相手の課題に首を突っ込まない、
「相手」にも自分の課題に口を出させない、
ということです。
自己受容ができない?
例えば、仕事で良かれと思ってアドバイスした「あなたには関係ない」とか言われると傷つきますよね?
「関係あるし!関係あるから言ってるし!」
私は正しいことを言ってるから邪険にされるはずがない!とついついムキになっちゃうんですよね~
「必要とされていない自分」を受け入れる事が出来ないんですよ、ふつう。(私の場合)
全然、自己受容できてないじゃ~んと気づかされました。
「自分」で「自分」を認める
この事実を見つめる(認める)のは、シンプルだからこそ難しいことです。
そういう意味でも「あきらめ」は大切です。
自分の立ち位置をあきらかに認めて、良いことも悪いこともありのままを認めることが「自己受容」となります。
「嫌われる勇気」の中での「あきらめ」は、「あきらかに観る」という意味です。
他者信頼ってレベル高い!
自分をあきらかに観ることができるようになってはじめて、相手が自分に求める線引きがなんとなく理解できるようになります。
相手から線を引かれるのは「自分(この場合相手)が責任を持つから任せてほしい」と願う部分でもあります。
私は勝手に、
「できないだろう」
「フォローしてあげなきゃ」
と相手の課題を自分の課題のように横取り(横入り?)してしまったことに気づかされました。
感じ悪いおばさんになってました、猛省です。
自分が「できる」と思うのを相手も同じように「できる」と思っているとは考えもしませんでした。
他者信頼 = キャッチボール
キャッチボールでは、相手が取らない(とれない)ボールを投げたりしませんよね?
相手がボールと取ってくれると無意識に信頼してボールを投げ合うから成り立っているんです。
あなたが自分を信じるように、相手も自分を信じています。
他者貢献
アドラー心理学では、他者貢献がとても大切な考え方とされています。
社会の一員として、他の人のために何かをすることを意味します。
挫折しそう…
「他者貢献」は幸せになるための重要な要素であり、
他の人のために何かをすることで、自分自身も幸せを感じることができるというわけです。
でも、嫌われる勇気は3回ほど読みましたが、他者貢献の重要性や意味がまだ理解できません。
新しい気づきがあればまた記事にしたいと思います。
嫌われる勇気で学んだとを仕事に活かそう

「嫌われる勇気」の読後感は、「そういう風に思っていいんだ」という判断基準を示してもらえた気持ちになれたことです。
私がへぇ~そうなんだ~、で終わることなく実践してみたことを紹介します。
上司や同僚の期待を満たすために生きない
社会人たるもの「上司の期待にこたえたい」、
新人に「先輩すげ~と思われたい」
これ思って当たりまえ。だから私はこう思ってました。
・新人は誰よりも先に出社すべき
・先輩は後輩よりも仕事ができるべき
・上司は部下を評価するべき
ハイ!出ました!べき論!
その承認欲求は、自分で問題を複雑にし、相手が悪いとイライラさせられる恐ろしい罠です。
そんな自分とはオサラバです。
他人の期待に応えるのではなく、自分自身のために働くことにしました。
・新人が何時に来ようと関係ない
・先輩だって苦手なこともあるから助けてあげればいい
・評価してください、って自分から言えばいい
自分の選択を尊重してあげられるのは自分だけ。
課題の分離で生産性UP!
「課題の分離」は、あなたの課題と他者の課題を明確に区別することを意味しました。
なので、他者の課題に対して「やいのやいの言わない」ようにしました。
やってなくてもイイじゃん。
だって相手の課題であって私の課題じゃない。
相手にやらせることが私の課題になったとき考えればいいじゃん!
課題の分離があべこべだった自分、サヨヲナラ~。
嫌われる勇気とは何なのか

「嫌われる勇気」というタイトルは、他人から嫌われ、対人関係の中で傷つくことを過剰に怖がっている人へのメッセージです。
傷つくことを恐れ、自分や他人を「べき論」で縛ることは、
自分で自分に呪縛をかける行為です。
アドラー心理学ではすべての悩みは対人関係だと断言しています。
他人から認められたいという承認欲求を満たすために、嫌われないように立ち回るのは息苦しいものですよね。
『嫌われる勇気をもちなさい』
さすれば、道は開かれん!ですよ!
嫌われる勇気を読んで学んだこと
この本を読んで、40歳を過ぎても「私は承認欲求強いんだな~」と、びっくりしたものです。
私も「誰か」に自分の価値を見つけてほしかったんだ、と気付かされました。
さみしがり屋で、誰かに認められたいだけなんだな…と。
私はこれまで3度の転職経験があります。
転職に踏み切った理由はいずれも対人関係でした。
転職後も、なるべく他人と争わず、意見を言って波風立てたりせず、人(他人)から嫌われないよう、気に入られるように過ごしていました。
「嫌われる勇気」では「人生に意味などない」とあります。
え?人生に意味ないの…?
でも自分で人生に意味を持たせることはできると力強く書かれています。
…ビビった…自立しろってことね。
でも実際の人生で本当の意味で自立することは難しく、私も他力本願に「誰か」に自分の価値を見つけて欲しいと願わずにはいられません。
「嫌われる勇気」」では、他力本願に生きてきた私を「自立」に向けて背中を押してくれます。
「嫌われる勇気」で書かれていることは世代を超えて普遍的なことです。
生きる意味について改めて考えるきっかけになりました。
♪何のた~めにう~まれて~ な~にをし~ていきるのか♪こたえら~れな~いなんて そ~んなの~は…です!
自己啓発本が苦手な方も、一つの考え方として捉えればチャレンジできる本だと思います。
嫌われる勇気をすすめない人

アドラー心理学は自分の感情や行動に対する責任を自分自身に求めるという視点を強調しています。
嫌われる勇気は「自分のことを責めすぎてしまう人」にはおすすめできません。
以下のような状況の人々にとっては、読むのが適していないかもしれません。
自己の行動や思考パターンを見直すことに抵抗感がある人にとっては、この本が挑発的に感じられるかもしれません。
また、「嫌われる勇気」は抽象的な概念や理論を多く扱っており、具体的な行動指針やステップは提供していませんでした。
具体的なアドバイスや解決策を求めている人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
嫌われる勇気は対人関係に悩む人におすすめ|まとめ
アドラー心理学は、自己受容、他者信頼、他者貢献など、多くの要素から成り立っています。
「嫌われる勇気」を読むことで、以下のことが学べました。
「嫌われる勇気」を読んで、悩んでまで解決することと、悩む必要がないことの線引きができるようになりました。
線引きできるようになると、人間関係の悩みを整理しやすくなります。
対人関係ってなんでこんなに疲れるんだろう?と思っている方にぜひ読んでください!
アナログ派な方はぜひ、一冊購入して疲れた時に読み返して欲しいです。
地域の図書館にも必ずある本だと思いますので探してみてください。
kindleでも「嫌われる勇気」は購入できるので、デジタル派の方はこちらからどうぞ。

嫌われる勇気
モヤモヤした夜はSpicafe(スピカフェ)で「眠り」と「美」を整えませんか?
明日もすっきり仕事に取り組むためにも寝る前の カフェタイム は効果的です。
機能性表示食品「Spicafe(スピカフェ)」はカフェと名がつくとおりコーヒーに似たノンカフェイン飲料です。
- 1)精神的ストレスの緩和(仕事や勉強などによる一時的なストレス)
- 2)睡眠の質の向上(眠りの深さ)
- 3)肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける
粉末が1本5gの分包になっており、カップに入れお湯などでサッ溶くだけで味しく飲むことができます。
私は寝る前は「ココアのお湯割り派」ですが、コーヒーを飲みたくなったときにはノンカフェインのコーヒーを飲んで一息ついてから寝るようにしています。
寝る前にあったかい飲みものを飲んで嫌なモヤモヤを洗い流してしまいましょう。
申し込みお待ちしております!