「仕事に集中したいのに、職場の雑談がうるさくてイライラする…」
そんな経験、ありませんか？
私も同じようにモヤモヤを感じてきた一人です。
この記事では、仕事中に私語が多い人の心理や、距離の取り方、
そして心を乱されないためのちょっとした工夫についてお話しします。
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職場でこんな私語を「うるさい」と注意されたことありませんか？
職場で「注意される私語」と「注意されないり」がありませんか？
注意されるおしゃべりのパターンは２つあります。
（私個人の主観で説明しています）
パターン１：自分本位なおしゃべり
「承認欲求が強すぎる」タイプです。
自分を察してほしい（自分の事情を知ってほしい）あまり、こんなこと言う人いませんか？
昨日○○さんと飲みにいったんだよね～。なんか愚痴られちゃって結構遅くまで飲んじゃって、さっき寝て起きたからなんかもう（出勤直後なのに）疲れた～」
この人は、
・○○さんと私はお酒を飲み交わすくらい仲がいいんだよ～
・遅くまでお酒飲んだか寝不足でだる～い
という情報をあえて関係ない人におしゃべりという形で周囲に知らしめることで、
今日の自分は「二日酔いだから、ちょっとくらい多めにみてね」アピールをしています。
聞いてる方としては「お前の事情なんか知らんがな！」「仕事してくれ！」です。
相手に自分のことを知ってほしいあまり、しゃべりまくってしまう。
虚しい承認欲求の強い、自分本位な注意対象です。
パターン２：沈黙や緊張に耐えられないおしゃべり
私も緊張しいなので気持ちが痛いほどわかります。
朝礼や会議中など、し～んとした空間に耐え切れずつい、
静かすぎじゃない？
めっちゃ緊張するんだけど～
と「心の声」を口にだしておしゃべりしちゃう人、みんなが「あえて」しゃべらないシーンで、「あえて」話しかけてくる人いませんか？
でも、こちらが共感して「わかる！静かすぎるよね⁉」と反応したら、巻き添えくらって二人で注意されちゃう（笑）
あるある場面ですね～
自分本位なおしゃべりタイプより注意できないことがありますが、このタイプは注意しないでおくとヒートアップしていくのでやはり注意対象です。
イライラを感じたら休憩のサインです。会社でも飲めるノンカフェインのスピカフェでリラックスしませんか？
雑談＝私語？
雑談は「私語」というイメージが強いのは、職場で私語を注意されることが多いからではないでしょうか？
私も店長として注意するときは「雑談しないでください」と言わず「私語は慎んでください」と注意します。
ただ会話しているグループに向かってなぜ私語だと確定して注意してしまうのでしょう？
ざつ‐だん【雑談】 の解説
［名］(スル)さまざまな内容のことを気楽に話すこと。また、その話。とりとめのない話。「—を交わす」「友人と—する」
デジタル大辞泉（小学館）
し‐ご【私語】 の解説
［名］(スル)
デジタル大辞泉（小学館）
- １ ひそかに話すこと。ささやくこと。
- 「聞き取れるか聞き取れぬ程のしめやかな—の声で」〈二葉亭訳・あひゞき〉
- ２ 公の場であるにもかかわらず、自分たちだけでひそひそと勝手な話をすること。また、その話。「—を慎む」
雑談は「さまざま」のことを「気楽に」「話すこと」ですが、重要性・緊急性が感じられません。
一方で私語は、「公の場で自分たちだけで話をする」です。
雑談は利益がある？
最近では雑談でコミュニケーションを高めてから会議や商談に入ると生産性が上がると言われています。
アイスブレイクでも雑談が使われますね！
職場の問題や業務へのアイディアも雑談から生まれます。
アイスブレイクとは、氷を解かすことの意味。
アイスブレイク – Wikipedia
初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。
集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す[1]。
では、私語は誰のため？
私語は、公の場で自分たちだけで話すことです。
私も職場で雑談をする意味が分かりませんでしたが、仕事の雑談と私語の違いを知ってからは注意の仕方や対処法も変わりました。
一般的に雑談＝私語という節があり、好きなことを話していいと思われがちです。
そのため、周囲からうるさいものだと思われるのです。
雑談は私語と違いコミュニケーションスキルの一つとして注目されています。
ですが、私語は自分たちだけのために話す行為です。
雑談と私語の違い
雑談はその人の人間性を知るための重要なスキルでもありますし、アイディアの泉にもなります。
雑談してたら「ひらめいた！」なんてこともありますしね。
しかし、職場での雑談がうるさく感じられてしまう人は、雑談を私語と勘違いしていることが多いのです。
雑談になるか、私語になるかは「話す場所」と「誰のために」によります。
会社でその場にいるメンバー共通の話題がみんなの緊張を緩和する目的で交わされると雑談になります。
一方で、同じ会社であなただけの話題(私的な内容)を自分の欲を満たすためだけに交わす場合は私語と判断されます。
あなたがうるさく感じるのは雑談ですか？私語ですか？
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仕事中の私語が多い人の心理
自分の私語が人の不快感になっていることに気づかない人は多いものです。
自分が悪いことしてる～と思って行動する人はあまりいないでしょうし、職場で「困らせてやるぞ～」と息巻く人もいないでしょう。
私語が止まらない人の全員に当てはまるわけではありませんが、雑談によるコミュニケーションを勘違いしている自覚のない人たちの心理を紹介します。
雑談を仲良しアピールと勘違い
仕事中のちょっとした雑談は息抜きでもあり、コミュニケーションスキルとしても役立ちます。
しかし度がすぎて「みんな一緒が仲良しの証」とばかりに、同意を求めるような雑談を延々と続ける人いませんか？
挙句に仕事の話にはたどり着かず、興味のない人の悪口や噂話を聞かされ、意見を求められるのは苦痛です。
苦痛の原因は「みんなと一緒に盛り上がらなければいけない」という同調圧力からのストレスです。
雑談は本来、相手に同意を求めるものではありません。
情報共有やコミュニケーションを楽しむためのものです。
同意を求められたり、悪口や噂話を聞かされたりすると、雑談はただの「うるさい私語」に変わってしまいます。
たくさん話すと仲良くなれると思う空回り
「たくさん話せば仲良くなれる」という思い込みが空回りしてしまうことも…。
多くの時間と感情を共有した方が信頼関係が深まる、と信じている人は少なくありません。
でも、職場で「仲良くする」なら、業務に必要なコミュニケーションをしっかりと取ることです。
雑談はあくまでもコミュニケーションのツールの一つであり、話せば話すほど仲良くなれるという単純な話ではありません。
相手との距離感や状況を考えてみましょう。
アットホームな雰囲気が好き
「アットホームな雰囲気」と「なれ合い」を混同してしまう人いませんか？
職場の雰囲気を「アットホーム」にすることに強いこだわりを持っていると、仕事中も私語が多く、業務に関係のない話で盛り上がることがあります。
「アットホーム」に憧れが強すぎて、家族のように自分の隅々の感情の発端まで理解してもらえると最高の職場になると信じ切っている状態です。
- アットホームな職場：互いを尊重し、助け合い、気持ちよく働ける環境
- なれ合い：仕事に責任を持たず、楽な方に流され、責任を押し付け合うような環境
「アットホーム」と「なれ合い」は全く異なるものです。
職場で雑談する人がうるさいときの対処法【厳選３選】
職場で雑談をうるさく感じてしまうときの対処法は様々ありますが、これから紹介することをやってみてダメなら、私語が止まらない人とは「関わらない」をおすすめします。
私は職場で雑談をうるさく感じる原因を２つ上げました。
- 雑談できる環境を私語OKだと勘違いしている
- 私語＝コミュニケーションだと勘違いしている
では「勘違いしてる人」へはどう接したらよいのでしょうか？
順を追って紹介しますので是非実践してみてださい。
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01丁寧語を貫く
感の良い人であれば「丁寧語を貫く」だけで私語をやめてくれます。
プラス「真顔」も効果的。
丁寧語には強力な「意思の力」があります。
普段笑顔で接してくれてた人が急に真顔の丁寧語で接してきたらあなたなら何を思いますか？
「どうした？急に…」と思いません？
あえて敬語で話すのは、「やめて欲しい」という気持ちを相手に伝えることが目的です。
02その場を離れる
丁寧語で接しても「いつも丁寧だよね～」と本意が伝わらないこともあります。
「そういうことじゃないわ！」とケンカ腰に反論してしまうと、私語と雑談を混同している人たちと関係を深めてしまい本末転倒です。
丁寧語が通じない人たちの輪からはそっと離れましょう。
急にプイっと離れられたら「感じ悪～い」と険悪ムードに突入の恐れがあります。
その場からフェイドアウトです。離れるときのポイントは「そっと」離れることです。
私語してる人たちに気づかれずにその場を離れられれば成功です。
03それでもダメなら「関わらない」
そっと離れたはずなのに、追いかけてくる…何てことはありませんが、「ちょ、どこいくの？」と、私語集団のパトロールから逃れられないときがあります。
「離れたいんだよ」「嫌なんだよ」「察してくれよ」
これはあなたの心の声であり、相手には声に出さないと伝わりません。
心の声をオモテに出したら「感じ悪～い」と相手との不協和音が発生し、せっかくの対策が元の木阿弥です。
相手はこれまでに実践した「丁寧語で接する」「その場から離れる」が伝わらない猛者です。
自分の心のうちを理解してもらおうと思ったり、勝とうとしてはいけません。
猛者たちへの最強の一手は「関わらない」ことです。
関わらなことのポイントは「無視」をしないこと。
無視はそこに存在していないかのようにわざと見ないことです。
関わらないの極意は「関係をもたない」「重大なつながりをもたない」「こだわらない」です。
「関わらない」ことは、集団生活の中で勇気がいる行為です。
はじめは、あなたが仲間は外れになっている気がして、あなた自身がソワソワしてしまうかもしれません。
しかし相手は私語で周囲に不快感をもたらすような人です。
あなたが気に病むことはありません。
あなたと同じように「関わらない」選択をする同志がきっと増えますので安心してください。
無視せず、関わらないことが、職場で私語する人をうるさく感じたときの極意です。
それでもダメなら職場を変えることもひとつの選択肢ですよ。
まとめ
今回は職場で雑談を私語と混同して今う人がうるさい場合の対処法を紹介しました。
まずは職場で雑談を私語と混同してしまう人の心理を知る。
そのうえで対策をする。
- 丁寧語を貫く（プラス真顔）
- その場を「そっと」離れる
- 無視するんじゃなくて「関わらない」
今回の対策はあなた単身で実施可能なことを紹介しました。
しかし自分が関わらないようにするだけでは解決しない状況も出てくると思います。
そんな時は無理に自己解決しようとせず、周りを頼りましょう。
はじめに頼る相手は上司である必要はありません。
同僚や後輩を頼ってみてください。
- 職場の雑談がうるさく感じているのは自分だけなのか？
- 周囲は雑談がある状況をどう感じているのか？
情報収集をして、あなたが私語してる人をうるさいと感じることが主観ではなく、客観性があると確信が持てた時に、同志と一緒に（もしくは周りの意見を持って）上長に相談すると「あなたの悩み」ではなく「職場の問題」として取り上げてもらえるでしょう。
相手に私語をやめてもらうことは難しいですが、自分の行動を変えることで「うるさい」と感じる自分の気持ちを立て直すことができます。
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