職場で「謝らない人」に遭遇したとき、モヤモヤを通り越して
「はぁ!?なんで謝らないの?」
とムカムカしたこと、ありませんか?
長年、現役店長として多くの人と接してきた私が辿り着いた結論はシンプルです。
謝れない人は「他人」──つまり、アウトオブ眼中でOKな相手ということ。
この記事では、そんな人に無駄なエネルギーを奪われないための
視点の変え方と自分を守るコツをお伝えします。
対人関係に悩んでいる人に読んで欲しい「嫌われる勇気」。その悩みは全て自分が作り出したものかもしれませんよ?
「謝れない人」に遭遇した話
以前、私が職場で指摘したときのことです。明らかに相手の非がある場面で、返ってきた言葉は──
「それ、私の仕事ですか?」
はい、キターーーーーー!
そこじゃない!!
「なんで謝らないの?」じゃなくて、「なにがですか?」と返されたとき、

はぁ!?なにその態度!
私の伝えたいこと、そこじゃないんだけど!?
と、心の中で(大人の対応に拍手!)思わず叫んでいました。
この時、モヤモヤというより、ムカムカが勝っていました。
謝らない人の心理
謝らない人の心理を先に解説しますね。
なるほど!そうだったのか、とうなずけるのではないでしょうか。
1.プライドが高い
「謝る=負け」と思ってる人、結構います。
プライドが高い人は、自分の価値を守るために、謝罪を避ける傾向があります。
自分を守るために、自分の非を認めることができないのです。
2.自己防衛本能が強い
「護らなきゃ!(自分を)」
「……イイことなんですけどね。強すぎると謝れません。
謝れない人は、責任を認めることで、批判や処罰を受けるのではないかと不安を感じることがあります。
謝ることで立場が悪くなるのではないかと恐れてしまうために謝れないのです。
3.自分が一番大事
自分が一番大事。みんな、そうです。
でも謝れない人は、他人の気持ちよりも、自分の正当性を優先する気持ちが強く出ます。
「自分は悪くない」「相手が悪い」と考え、謝る必要を感じないのです。
4. 謝る習慣がない
え?ピラミッドの頂点に住んでるの?と聞きたくなるくらい、「謝らなくても問題にならない」と思い込んでいることがあります。
謝ることを学んでいない場合、謝るタイミングや方法が分からないのです。
5. 感情のコントロールが苦手
感情的になりすぎて、謝るべき場面でも意地を張ってしまうのです。
「振り上げた拳を下げれない」状態です。
怒りや恥ずかしさが先行し、素直に謝ることができないんですね。
謝らない人の特徴
では、そんな謝れない人の心理がもたらす「謝れない人の特徴」をご紹介します。
あてはまる人を見かけたら、「あ、謝れない人だ…」と、察してあげてください。
- プライドが高く、 謝ることを「負け」と捉え、意地を張ってしまう。
- 防衛心が強くて、謝ることで立場が悪くなるのを恐れ、言い訳をする。
- 謝る習慣がなくて、幼少期から謝ることを学んでおらず、謝るタイミングが分からない。
- 感情のコントロールが苦手なため、怒りや恥ずかしさが先行し、素直に謝ることができない。
- 他人の気持ちを考えないで、相手の立場よりも自分の正当性を優先してしまう。
- 謝罪の重要性を理解していなくて「謝らなくても問題にならない」と思い込んでいる。
謝れない人は周囲との関係がぎくしゃくしやすくなります。
もし謝れない人との関係に悩んでいるなら、どう接するべきかについても考えてみましょう。
謝らない人に謝らせようとして失敗した話
過去には、相手に謝ってもらおうとしたこともあります。
「絶対あの人が悪い!だから私は謝ってもらって当然!」
「直接言うとパワハラになるかもしれないから、やんわり言って謝ってもらおう」
でも、どの計画もうまく伝わらず、結果的に、謝罪どころか会話すら噛み合わず終わりました。
ここでは謝らない人への接し方を紹介します。
謝らせようと頑張らない
私、謝らせることに必死だな…と気づいたんです。

謝ってほしいと思うことは、改善して「私のこと(考え)を認めて」欲しいってことなんですよね。
承認欲求の塊です。
承認欲求が湧くのは相手に「認められたい」から。
私は、「私に謝らない人」に認められたいのか?
否!
それからは「謝罪してもらう」ことにこだわるのをやめました。
謝罪の言葉よりも実際の行動を見る
謝ってもらうことにこだわらなくなったら、相手の行動を見る余裕が出てきます。
相手が改善行動をとってくれるならOK
と自分を納得させたら、自分の気持ちも、仕事もうんと楽になりました。
相手に謝ってもらうのが目的ではなく、行動してもらえればいいんです。
謝ってほしい場面で心の中で愚痴るのではなく、声にだして「要望を伝える」
承認欲求をどうにかしたい人に読んでもらいたいのが「嫌われる勇気」。
考え方が180度変わった、私の人生を変えた本です。kindleでも読めます!
『嫌われる勇気』を読んでみての要約をまとめていますので参考にしてください。
「ごめんなさい」と謝られなくても平気になったきっかけの話
「謝ってほしい」と思わなくなったきっかけがあります。
きっかけというか「気づき」かもしれません。
職場の人って、所詮「他人」じゃない?
・家族でもない
・友達でもない
・プライベートを共有する間柄でもない
「わかってほしい」「ちゃんとしてほしい」と思うほどにムカムカが増すのは、
私が勝手に「相手にもそれなりの関係性を望んでた」から。
でも、相手はそんなつもりは毛頭ない。謝らないのがイイ証拠です。
だったら、こっちも「他人」としてフラットに接するだけでいいんです。
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謝らない人は「見ない」が正解な話
職場で謝らない人って、たぶん──
あなたを大事に思っていない人です。
だから、そんな人に「どうして謝らないの?」と気を遣う必要もないし、理解しようとする必要もありません。

その人を思う気遣いって、「あなたの優しさ」 なんです。
自分を守る最大の対処法は「関わらないこと」。
あなたが相手を見ていないと、そのうち向こうもあなたに興味を示さなくなります。
なので自然と「関わらない」ができるようになります。
最初は無視してるみたいで「気まずい」と思うかもしれませんが、相手は気まずいとすら思っていないので、あなたが気にする必要はありませんよ。大丈夫。
「謝れない人」への対処法で大事なのは、自分を守るために「あえて無視」することです。
- 無理に理解しようとしない
- 無理に仲良くなろうとしない
- 無理に許そうとしない
大切なのは、自分がイライラしないこと。
「○○してあげた」この感情を自分から消す努力をする方が「なんで謝れないのか?」を考えるよりマシです。
そのためには、「謝ってほしい」と願う自分を一歩引いて見る視点が必要になります。
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謝れない人は「他人」──だから、アウトオブ眼中でOK|まとめ
謝らない人に腹が立つのは「期待している」から。
でも相手はあなたを大事に思っていない他人です。
なら、謝ってもらう必要も、理解する必要もない。
その関係性はフラットにして、淡々と接しましょう。
無理に謝れない人にもいいところがあるはず!とあなたが無理に相手を認めても、絶対謝らせてやる!と息巻いても相手にはちっともダメージがありません。
なぜなら「あなたは、謝らない人の眼中にないから」です。
残酷でキツイ言葉に感じるかもしれませんが、それが現実です。
眼中にない人の言動で、相手が変わることはないのです。
だから、あなたも謝れない人を眼中から外してください。アウト オブ 眼中!
嫌な相手とは戦わない、それでいいんです。
謝らない人を眼中から外した瞬間、あなたの毎日はきっと軽くなりますよ。
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