Apple Watchとスマートウォッチは、何が違うのでしょうか?
私はApple Watch Series 6を長く使ってきましたが、ランニングを始めたことで「Apple Watch以外のスマートウォッチも選択肢になるのでは?」と考えるようになりました。
Garmin(ガーミン)やSuunto(スント)などを調べるうちに、スマートウォッチはスマホとの相性だけでなく、音楽サブスクやスマホなしで使いたい機能によっても選択肢が変わることに気づきました。
実は、Apple Watchもスマートウォッチの一種です。
この記事では、Apple Watchと他社製スマートウォッチの違いを整理し、iPhone・Androidとの相性や連携できる機能、音楽の使い方まで解説します。最後まで読めば、自分に合うスマートウォッチを選ぶための判断軸が分かります。
※イラストはイメージをわかりやすくするため、AIを活用して作成しています。
※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにしています。最新の仕様やキャンペーン情報は、公式ページでご確認ください。
Apple Watchはスマートウォッチの一種

Apple Watchとスマートウォッチの違いを知るには、まず「スマートウォッチとは何か」を理解しておく必要があります。
では、そもそもスマートウォッチとはどのようなものなのでしょうか。そして、Apple Watchは一般的なスマートウォッチと何が違うのでしょうか。
まずは、スマートウォッチそのものの基本から整理してみましょう。
そもそもスマートウォッチとは?
スマートウォッチとは、スマートフォンと連携しながら、さまざまな機能を腕元で利用できる時計型の機器です。
時計として時刻を確認するだけでなく、スマートフォンに届いた通知を確認したり、健康状態や運動を記録したり、音楽を聴いたり、決済したりできます。
ただし、搭載されている機能やスマートフォンとの連携方法は製品によって異なるため、「スマートウォッチなら何でも同じように使える」というわけではありません。
Apple Watchもスマートウォッチ
Apple Watchは、Appleが開発・販売しているスマートウォッチです。
スマートウォッチには、Apple Watchのほかにも、GarminやSuunto、Samsungなど、さまざまなメーカーの製品があります。
つまり、Apple Watchはスマートウォッチという大きなカテゴリーの中にある製品の一つです。
Apple Watchと他社製スマートウォッチは何が違う?
Apple Watchもスマートウォッチの一種です。
Apple Watchと他社製スマートウォッチの大きな違いは、対応するスマートフォンや連携できるサービス、搭載されている機能にあります。
たとえば、Apple WatchはiPhoneとの連携を前提としている一方、GarminやSuuntoなどはiPhoneとAndroidの両方に対応しています。
そのため、音楽や決済、通知など、「スマートウォッチで何をしたいか」によって、選べる製品も変わります。
Apple Watchとスマートウォッチは「どのスマホで使えるか」が違う
Apple Watchと他社製スマートウォッチを比べるとき、まず確認したいのが「自分のスマートフォンで使えるか」です。
スマートウォッチは、どのスマートフォンと組み合わせて使えるかによって、選択肢が大きく変わります。まずは自分が使っているスマートフォンに対応しているかを確認しましょう。
| スマートウォッチのタイプ | 主な製品例 | 対応するスマホ |
|---|---|---|
| iPhoneでしか使えない | Apple Watch | iPhone |
| Androidを中心に対応 | Pixel Watch、現在のGalaxy Watchなど | Android |
| iPhone・Androidの両方に対応 | Garmin、Suunto、Amazfitなど | iPhone・Android |
iPhoneでしか使えないスマートウォッチ
代表的なのがApple Watchです。
Apple WatchはiPhoneとの組み合わせを前提としているため、Androidスマートフォンでは使えません。
そのため、AndroidユーザーはApple Watchを選択肢から外し、Androidに対応したスマートウォッチから選ぶ選択肢になります。
Androidでしか使えないスマートウォッチ
Androidスマートフォンを前提としたスマートウォッチもあります。
代表的なのがGoogleのPixel Watchで、iPhoneには対応していません。
SamsungのGalaxy Watchも、モデルによって対応条件は異なりますが、現在のWear OS搭載モデルはAndroidスマートフォンとの組み合わせが基本です。
iPhone・Androidの両方で使えるスマートウォッチ
一方、GarminやSuunto、Amazfitなどには、iPhoneとAndroidの両方に対応するスマートウォッチがあります。
そのため、iPhoneユーザーでも「Apple Watch以外を選ぶ」という選択肢があります。
ただし、両方のスマートフォンに対応していても、利用できる機能まで同じとは限りません。 通知への返信や決済など、使いたい機能が自分のスマートフォンで利用できるかまで確認することが大切です。
スマホとの連携はどこまで必要?
スマートウォッチを選ぶときは、「どんな機能があるか」だけでなく、その機能をスマートウォッチで使う必要があるかを考えることが大切です。
スマートフォンを取り出さなくても腕元で済ませたいことと、スマートフォンを使えば問題ないことを分けると、自分に必要なスマートウォッチが見えてきます。
スマホを取り出さずに使いたい機能がある
スマートウォッチには、スマートフォンを取り出さなくても腕元で確認・操作できる機能があります。代表的なものをまとめると、以下のとおりです。
| 機能 | スマートウォッチでできること |
|---|---|
| 通知 | LINEやメールなどの通知を腕元で確認する |
| 電話 | 着信を確認したり、時計から通話したりする |
| 決済 | 時計をかざして支払いをする |
| GPS・運動 | スマートフォンを持たずにGPSを使ったランニングなどを記録する |
| 音楽 | スマートフォンを持たずに音楽を再生する |
ただし、すべての機能をスマートウォッチで使う必要はありません。スマートフォンを取り出して確認できれば十分な機能もあります。
自分が「時計で使いたい機能」と「スマホで使えばいい機能」を分けて考えてみましょう。
スマホを出して確認できればいい機能を決める
一方で、スマートフォンを取り出せばできることまで、すべてスマートウォッチで完結させる必要はありません。
たとえば、長いメッセージを読む、写真や地図を詳しく見る、音楽を選ぶといった操作は、スマートフォンの方が使いやすい場合があります。
「時計でやりたいこと」と「スマホでやればいいこと」を分けることが、スマートウォッチの機能で選びすぎを防ぐポイントです。
スマホなしで音楽を聴くなら音楽サブスクの対応を確認
スマートフォンを持たずに音楽を聴きたい場合は、スマートウォッチが利用している音楽サブスクに対応しているか確認してください。
Apple Music・Spotifyなど、音楽サービスによってスマートウォッチでの再生方法が異なります。
スマートウォッチだけで音楽再生できるかどうかは、別記事で詳しくまとめています。
スマートウォッチでは何ができる?主な機能を紹介
スマートウォッチには、健康管理や運動、睡眠、通知、音楽、決済など、さまざまな機能があります。
ただし、機能が多いからといって、自分にとって使いやすい製品とは限りません。
大切なのは「何ができるか」を知ったうえで、「自分は何に使いたいのか」を考えることです。
健康管理
歩数、心拍数、消費カロリーなどを記録し、日常の活動量や身体の変化を確認できます。
製品によっては、血中酸素ウェルネスや心電図など、より詳しい健康関連の機能を搭載しているものもあります。
毎日のデータを自動で記録できるため、健康状態や生活習慣を振り返りやすくなります。
運動・ワークアウト
ランニング、ウォーキング、筋トレなどの運動を記録し、距離や時間、心拍数、消費カロリーなどを確認できます。
GPSを搭載したモデルなら、スマートフォンを持たずに距離やペース、移動したルートなどを記録できる場合もあります。
運動中にスマートフォンを取り出さなくても、腕元でデータを確認できるため、運動の記録を習慣化しやすくなります。
睡眠管理
睡眠時間や睡眠中の状態などを記録し、自分の睡眠習慣を確認できます。
毎日の睡眠を感覚だけで判断するのではなく、記録を見ながら生活リズムを振り返れるのがメリットです。
睡眠の記録を習慣化したい人にとっては、身につけたまま眠れるスマートウォッチならではの便利な機能です。
通知・連絡
スマートフォンに届いた電話やメール、LINEなどの通知を、スマートウォッチの画面で確認できます。
製品やスマートフォンとの組み合わせによっては、通知への返信や電話の応答など、スマートウォッチから操作できる場合もあります。
バッグやポケットからスマートフォンを取り出さなくても、必要な通知だけをすぐ確認できるのが便利なポイントです。
音楽再生・決済
対応するサービスや機種を選べば、音楽の再生やタッチ決済などもスマートウォッチから利用できます。
スマートフォンを持たずに音楽を聴いたり、財布やスマートフォンを取り出さずに支払いをしたりできるため、運動中や外出時に便利です。
ただし、対応する音楽サービスや決済サービス、スマートフォンの種類によって使える機能が変わるため、購入前の確認が必要です。
スマートウォッチの候補を絞る5ステップ

スマートウォッチは、最初から価格やスペックを比較するよりも、自分のスマートフォンと使いたい機能から候補を絞ると選びやすくなります。
- 対応するスマートフォンを確認
- スマホと連携して使いたい機能を決める
- スマホなしで使いたい機能を決める
- スマートウォッチの主な用途を決める
- シリーズ・モデルを比較する
まず対応するスマートフォンを確認し、次にスマホと連携して使いたい機能、スマートウォッチ単体で使いたい機能を整理します。
そのうえで、健康管理やランニングなどの用途を決め、最後に候補となったシリーズやモデルを比較すると、自分に必要な機能を備えた製品を選びやすくなります。
STEP1|自分のスマホに対応しているか確認する
まず確認したいのが、自分が使っているスマートフォンに対応しているかです。
Apple Watchは対応するiPhoneとの組み合わせが前提ですが、GarminはiOS・Androidの両方に対応しています。
スマートウォッチによって対応するスマートフォンが異なるため、最初にここを確認しましょう。
STEP2|スマホと連携して使いたい機能を決める
次に、スマートフォンと連携して何をしたいのかを考えます。
必要な連携機能を整理すると、製品選びで重視すべきポイントが見えてきます。
STEP3|スマホなしで使いたい機能を決める
続いて、スマートフォンを持たずに何をしたいのかを考えます。
たとえばランニング中にスマートフォンを持ちたくないなら、GPSやワークアウト記録、音楽再生などが重要になります。
Garminにも、スマートフォンなしでGPSによる距離やペースを記録したり、対応サービスの音楽を保存して再生したりできる製品があります。
STEP4|スマートウォッチで何をしたいか決める
ここまで整理したら、スマートウォッチを主に何のために使うのかを決めます。
健康管理を重視するのか、ランニングやスポーツを記録したいのか、睡眠管理をしたいのか、それとも通知や決済を含めた日常使いが中心なのか。
目的によって重視する機能が変わるため、ここで優先順位を決めておきましょう。
STEP5|最後にシリーズ・モデルを比較する
ここで初めて、候補になったシリーズやモデルを比較します。
価格だけでなく、バッテリー持ち、重量、サイズ、GPS、センサー、音楽、決済など、自分が重視する機能を中心に比較しましょう。
最初からすべてのスペックを比較するのではなく、「自分が欲しい機能」と「自分の環境で使えるか」を確認してから製品を比較することが大切です。
Apple Watchとスマートウォッチ、どっちがいい?

Apple Watchと他社製スマートウォッチのどちらがいいかは、単純に「どちらが高性能か」で決まるものではありません。
ここまで見てきたように、自分のスマートフォン、使いたい機能、スマートウォッチ単体で使いたい機能によって、向いている製品は変わります。
iPhoneとの連携を重視するのか、ランニングなどの運動機能やバッテリーを重視するかを基準に選んでみましょう。
Apple Watchが向いている人
Apple Watchは、iPhoneとの連携を重視して、スマートフォンの機能を腕元でも幅広く使いたい人に向いています。
iPhoneとの組み合わせで、通知や電話、決済、健康管理などをまとめて利用できるほか、Apple Musicをスマートウォッチ単体で利用したい人にとっても有力な選択肢です。
「スマートウォッチを単なる運動用の時計ではなく、iPhoneと連携する身近なデバイスとして使いたい」という人なら、Apple Watchのメリットを感じやすいでしょう。
GarminやSuuntoなど他社製が向いている人
一方、GarminやSuuntoなどの他社製スマートウォッチは、ランニングやスポーツなど、特定の用途を重視して選びたい人に向いています。
製品によって特徴は異なりますが、運動記録やトレーニング機能、長いバッテリー駆動時間などを重視するなら、Apple Watch以外にも選択肢を広げる価値があります。
また、iPhoneだけでなくAndroidスマートフォンにも対応する製品があるため、スマートフォンを基準にしながら選択肢を広げられるのも特徴です。
iPhoneユーザーでもApple Watch以外を選ぶ理由
iPhoneを使っているからといって、必ずApple Watchを選ぶ必要はありません。
たとえば、iPhoneとの連携よりもランニング機能やバッテリー持ちを優先したい場合は、GarminやSuuntoなどを選ぶ理由があります。
逆に、通知や決済、Apple Musicなどを含めてiPhoneとの連携を重視するなら、Apple Watchが候補になりやすくなります。
つまり、「iPhoneユーザーだからApple Watch」ではなく、「iPhoneユーザーで、自分が何をスマートウォッチに求めるか」まで考えて選ぶことが大切です。
まとめ|スマートウォッチは「何ができるか」より「自分に何が必要か」で選ぶ
Apple Watchとスマートウォッチを比較するときは、単純な性能や価格だけで判断するのではなく、自分の環境と使い方に合っているかを考えることが大切です。
まずは自分のスマートフォンに対応しているかを確認し、そのうえでスマホと連携して使いたい機能、スマホなしで使いたい機能、スマートウォッチでやりたいことを整理してみましょう。
その後でメーカー、シリーズ、モデルを比較すれば、「欲しい機能はあるけれど、自分の環境では使えなかった」というすれ違いを防ぎながら、自分に必要なスマートウォッチを選びやすくなります。


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